フッ素の重要性を知ろう!フッ素は歯を守るスーパーマン!?

フッ素という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
フッ素は、歯を虫歯から守ったり、虫歯になりかけている初期虫歯の治療などに使われることがあります。よく子供のころに学校でフッ素洗口などを行い、歯科医院でフッ素を塗ったことを覚えている方もいるのではないでしょうか。

歯の模型と歯ブラシ

フッ素塗布のメリット

ではフッ素のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

まず、虫歯が出す虫歯菌を弱め、歯を溶かす原因となる酸を抑制する作用があります。そのため虫歯予防につながります。次に、再石灰化を促進させることで初期虫歯の治療などに使われます。また、歯質を強化することで酸によって溶けにくい歯にします。

フッ素塗布をすることで体への影響はほとんどないといわれています

しかし、フッ素を一度に過剰に摂取してしまうと、急性症状(下痢、嘔吐、腹痛、昏睡など)が現れることがあります。しかし、歯医者さんでのフッ素塗布などは急性症状の起こらない少量を使用しているので安心してください。ご自宅で使用する場合は使用量を守りましょう。また、変色の症状がでることもあります。その場合は歯科医へ相談してみてください。

フッ素にはさまざまな種類があります

フッ素はフッ素塗布だけでなく、フッ素でブクブクうがいを行うフッ素洗口、マウスピース(トレー)にフッ化物を塗ったものを加えるトレー法などがあります。また、ご自宅で使用する歯磨剤もフッ素入りのものを使うといいかもしれません。

フッ素塗布を行う年齢は何歳ごろから始めたらいいの?

乳歯が生えてきたらフッ素塗布をお勧めします。乳歯は永久歯と違い柔らかいので虫歯になりやすくなっています。そのため、フッ素で歯を強化し、子供を虫歯から守りましょう。

また、3か月に一度程度のペースで定期的に行うことをお勧めします。もちろん子供だけでなく大人もフッ素塗布を行い虫歯予防に努めましょう。

歯科医院ではフッ素塗布法を行います

歯科医院では、歯科衛生士や歯科医師がフッ素塗布を行います。綿棒や綿球にフッ化物をつけて、1本1本の歯に塗っていく方法です。

塗り終わった後は30分効果を得るために飲食は控えてください。

このようにフッ素塗布をすることで健康なお口にしましょう。

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